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検証状況

どの機能が実車で確かめられていて、どれがまだ計算上の値なのかを一覧にします。 ほかのページの数値を使う前に、ここで該当の行を確認してください。

この表の出どころ

根拠は、ファーム側の CLAUDE.md(「現在の状態」)、上位側の PROGRESS.md (開発記録)、ソースコード中のコメントです。これらは開発者本人の記録であり、第三者による再現確認ではありません。 記録が無いものは「確認できず」と書き、「未検証」とは区別しています。

凡例: 【実機確認】【シム/ホスト検証】【未検証】【確認できず】

STM32 ファームウェア

機能 状態 根拠・注記
車速 PI + 目標車速のランプ 【実機確認】 実機の周回走行の土台として使われており、ファーム側の未検証リストにも載っていない。ゲインは Pi が送る(vehicle.toml [dynamics])
車速 PI の加速度フィードフォワード 【未検証】 ファーム CLAUDE.md が「実機未検証」と明記
ローンチコントロール 【未検証】 同上
TC・ABS・片輪浮き対策 【シム/ホスト検証】 今のゲインは旧数値最適化の値(TC は位相余裕 58° 相当、ABS は約 26°)。2026-10-19 から車両の校正 7・8(tools/calib)で、測ったタイヤの曲線から式で決めて閉ループで確かめる形にした。新しい手順の実機の記録はまだ無い
トルクベクタリング(荷重比例の配分) 【未検証】 実機未検証と明記。旧方式(ヨーレート PI)はループゲインが小さすぎるなどの理由で作り直した(理由)
ステアのリンク換算(非線形) 【未検証】 換算の係数は実機の同定値。ファームで適用した状態の実機確認は無し
自動停止(LiDAR 主・超音波補助) 【未検証】 遅延・減速度は校正の値を上位が送る(通しの停止距離は未実測)
後輪の位置保持(サイドブレーキ) 【実機確認】 ファーム CLAUDE.md
ブレーキホールドへの移行条件 【未検証】 しきい値は机上値
LiDAR 給電の ARM 連動 【実機確認】 ファーム CLAUDE.md
ハートビート断による緊急停止ラッチ 【実機確認】(偶発的) surge-io を再起動すると E-Stop がラッチした、という記録が PROGRESS.md にある。計画的な試験の記録は確認できず
ブレーキ灯のしきい値 【実機確認】 実機の周回記録(最高 2.8 m/s・262 秒)に当てて決めた(vehicle.h のコメント)
緊急制動表示(ESS)のしきい値 【未検証】 縮小した値で、未実測プレースホルダー

上位(Raspberry Pi)

機能 状態 根拠・注記
経路選択走行/レーシングライン走行(slam2d_route / slam2d_raceline) 【実機確認】 実機の mcap 記録で 5.3〜5.9 s/周(2026-10-13、走行ごとに地図が違う。周長 14.7 m のコースでは 5.77〜5.89 s、走行中の学習あり、横加速度の上限は約 6.7 m/s² に収束)。MPC 追従も使用。記録の詳細は PROGRESS.md
走行中のグリップ学習(grip_learn) 【実機確認】→【未検証】 初版は実機で誤検出し 1 周 5.7 s → 13.1 s に悪化。判定を直した版は実機未検証。既定は「切」
地図作成・凍結地図での追従の処理時間 【実機確認】 Pi 5 の実測: 地図作成 1 スキャン平均 16.5 ms・p99 105 ms・最大 133 ms、凍結地図 平均 8.2 ms
駐車(park_to_point) 【シム/ホスト検証】 シムで 42/48 成功・衝突 0/48(センサ誤差あり)。実機は未確認
反射型(FTG・Disparity Extender) 【シム/ホスト検証】 周回時間の比較はシムの値(走行モード)
LiDAR の強化学習モデル(e2e_lidar) 【シム/ホスト検証】 シムで学習。学習は 2026-09 で停止中
カメラ系(セグメンテーション、模倣学習、白線) 【確認できず】 動作の記録はあるが、周回性能の記録は本調査では確認できなかった
再 ARM のルール(E-Stop・通信途絶の後は ARM を入れ直すまで走らない) 【未検証】 Pi 側(io_node)に実装あり、2026-10-14 時点で実機未検証。ファーム側の同等処理は、確認したコミットのソースに見当たらない(安全層)

計測で得た車両パラメータ

vehicle.toml の値は、2026-10-18 に作り直した車両の校正(docs/calibration.md)で測り直す途中です。 前輪エンコーダ(校正 1)と遅延(校正 4)は 2026-10-18 の記録の値、ほかは 2026-09-28 の旧同定の値です。

量 値 注記
横の上限([limits] a_lat_m_s2) 約 4.1 m/s² 旧旋回試験の値(μ 0.42)。走行中の学習の初期値。コースの走行では 5〜5.5 m/s² でも外れなかったので低めの可能性がある
車体の利得 約 21.5 (m/s²)/(N·m) 旧解析の誤り。同じ記録を PI を仮定せずに当てはめ直すと 16.5〜16.8(名目 16.7)。校正 5 で測り直す
転がり抵抗の減速度 約 0.27 m/s²